2018年

公表論文

1) 平山拓弥・遠藤友樹・碓井星二・金子誠也・加納光樹.
茨城県北浦に流入する小河川へのチャネルキャットフィッシュの侵入.
日本水産学会誌,84: 136–138.2018年1月.

2) 山川宇宙・三井翔太・丸山智朗・加藤柊也・酒井卓・瀬能宏.
相模湾とその周辺地域の河川および沿岸域で記録された注目すべき魚類18 種:近年における暖水性魚類の北上傾向について.神奈川県立博物館研究報告 自然科学,47: 35–57.2018年2月.

3) 丸山智朗.
相模湾および周辺海域流入河川において2016年8月以降に採集された熱帯性コエビ類5種の記録.
神奈川自然誌資料,39: 31–38.2018年2月.

4) Shirai K, Koyama F, Murakami-Sugihara N, Nanjo K, Higuchi T, Kohno H, Watanabe Y, Okamoto K, Sano M.
Reconstruction of the salinity history associated with movements of mangrove fishes using otolith oxygen isotopic analysis.
耳石の酸素同位体比分析を用いたマングローブ魚類の移動履歴の推定.
Marine Ecology Progress Series, 593: 127–139. 2018年4月.
要約 ※クリックすると和文要約が表示されます

5) Usui S, Kanou K, Sano M.
Food habits of fishes in a freshwater reed belt in Lake Kitaura, eastern Japan, in summer.
茨城県北浦の淡水性ヨシ帯において夏季に採集された魚類の食性.
Fisheries Science, 84: 469–476. 2018年5月.
要約

6) 丸山智朗・福家悠介.
オオバヌマエビの沖縄島からの初記録.
Fauna Ryukyuana, 43: 11-17.2018年6月.

7) 張成年ほか30名・丸山智朗.
スジエビPalaemon paucidensの2タイプを判別するためのDNAマーカーおよび日本における2タイプの分布.
日本水産学会誌, 84: 674-681.2018年6月.

8) 川井田俊・大土直哉・河野裕美・渡邊良朗・佐野光彦.
琉球諸島西表島のマングローブ林に生息するフタバカクガニParasesarma bidensの落葉摂食量.
La Mer, 56: 37–47.2018年8月.
要約

9) 丸山智朗・藤田喜久.
ウリガーテナガエビの石垣島からの初記録.
Fauna Ryukyuana, 46: 5-9.2018年10月.

10) 丸山智朗・乾直人・池澤広美.
温泉水の流入する釜戸川下流域(福島県いわき市)における十脚甲殻類の記録.
茨城県自然博物館研究報告, 21: 129-136.2018年12月.

11) 張成年・柳本卓・丸山智朗・池田実・松谷紀明・大貫貴清・今井正.
スジエビPalaemon paucidensの遺伝的分化.
日本生物地理学会会報, 73: 1-16.2018年12月.

 

総説・その他

1) 川井田俊.
マングローブ林に生息する“落葉食主義”のカニ類.
うみうし通信,98: 4–5.2018年3月.

2) 丸山智朗.
福井県敦賀半島の河川で採集されたコエビ類の追加記録.
Cancer,27: 41-44.2018年8月.

3) 堀貴明・谷口真理・三根佳奈子・上野真太郎・亀崎直樹.
日本におけるミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)の初期成長の推定と地域比較.
亀楽,16:1-8.2018年11月.

4) 鳥井正男・上野真太郎.
右後肢を欠損しているクサガメの産卵行動.
亀楽,16:9.2018年11月.

 

学位論文

博士論文
・川井田俊.
マングローブ域におけるカニ類の分布とセルロース分解能との関係.
2018年3月.

修士論文
・片岡優理.
琉球諸島西表島浦内川のマングローブ域におけるスネナガエビの流程分布と物理環境特性の関係.
2018年3月.

 

口頭発表

1) 川井田俊.
マングローブ域におけるカニ類の分布とセルロース分解能との関係.
東日本魚類生態研究会,日本大学生物資源科学部,藤沢.2018年2月25日.

2) 岡本悠・石塚隆寛・大森健策・加納光樹・碓井星二.
淡水湖の沿岸帯におけるシラウオ卵の分布密度と環境要因との関係.
公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2018」,レイクエコー,行方.2018年3月4日.

3) 平山拓弥・遠藤友樹・加納光樹・碓井星二・金子誠也.
北浦とその流入河川におけるチャネルキャットフィッシュの生息状況と摂餌生態.
公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2018」,レイクエコー,行方.2018年3月4日.

4) 服部隆征・山崎和久・高田まゆら・宮沢佳恵・青木茂・岡本研・加藤洋一郎・曽我昌史・山崎順子・吉田薫.
有機質肥料と化学肥料の25年間連用施肥が畑の節足動物群集に及ぼす影響.
第65回生態学会大会,札幌コンベンションセンター,札幌,2018年3月16日.

5) 張成年・柳本卓・今井正・丸山智朗・池田実・大貫貴清.
「スジエビ」”Palaemon paucidens”には何種類いるのだろうか?
日本甲殻類学会第56 回大会,東海大学海洋学部,静岡.2018年10月20日.

6) 青木茂・岡本研.
東京湾内湾のアサリ個体群動態:海の公園と三番瀬の比較.
あさり勉強会. 東京海洋大学,東京.2018年12月20日.

7) 土屋渚・水石さおり・青木茂・岡本研・鳥羽光晴.
外来種ホンビノスガイが底質に与える影響:在来種アサリとの比較.
あさり勉強会,東京海洋大学,東京.2018年12月20日.

 

ポスター発表

1) 川井田俊・大土直哉・渡邊良朗・河野裕美・佐野光彦.
マングローブ域におけるカニ類の分布とセルロース分解能との関係.
第65回日本生態学会大会,札幌コンベンションセンター,札幌.2018年3月16日.

2) 張成年ほか30名・丸山智明.
スジエビ2タイプの判別と分布.
日本水産学会春季大会,東京海洋大学,東京.2018年3月27日.

3) 丸山智朗・岡本研.
河川水温が両側回遊性コエビ類個体群の加入・成長・越冬に与える影響.
日本甲殻類学会第56回大会,東海大学海洋学部,静岡.2018年10月20日.

4) 丸山智朗.
日本に生息するリュウグウヒメエビ種群:「リュウグウヒメエビ」は一種ではなかった.
日本甲殻類学会第56回大会,東海大学海洋学部,静岡.2018年10月21日.